胡蝶の夢

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zoom RSS 徒然の記〈総理の夫&総理の妻〉

<<   作成日時 : 2017/03/30 13:08   >>

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     菜の花の 中へ大きな 入り日かな (漱石)

 春爛漫!と思いきや、翌日には、に逆戻りしたかのような花冷えが・・
 陽春の光と影が、入り乱れて惑わすこの時節。
 東京は、珍しく全国で最も早いの開花宣言がありました。(3月21日)
 いよいよ本番ですね。
 また、同じとは言っても、あの恐怖の一日、悪魔の襲来を、テレビで目の当たりにした<3・11東日本大震災>から早や6年。
 被災地では、今も多くの人々が復興めざして頑張っているそうです。東京にいながらにして体験し
 あの日の事は、これまでにも何度も書いてきましたが――
 東京に居ながらにして体験した激震は勿論、直後の<原発事故>を含め、生涯忘れることが出来ません。
 歳月は、時が経つにつれて「緩和剤」にもなりますが、時として、一層の「痛み」を呼び覚ますこともあります。
 地震大国日本。毎年になると、すべてを飲み込んで行った「津波」の映像が、脳裏に甦ります。


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 それにしても――
 世の中は、このところ大阪の<森友学園・国有地払い下げ問題>一色で、異常な様相を呈しています。
 まさに「森友劇場特別公演」と言っても良いようなフィーバーぶりで、連日、同じような映像ばかり見せつけられ、いい加減うんざりしていますが――
 それもこれも、関西の小さな市(豊中市)の、小さな幼稚園の理事長さん(籠池氏)が主役のようで、話の成り行きによっては、今回問題になっている忖度(そんたく)なるもののバッグには、安倍総理、昭恵夫人、事によると、「安倍政権」の存亡にまで懸っちゃっているのですから、野党やマスコミが大騒ぎするのも当たり前。
 半ばワイドショー的な視点から、針小棒大の取材を重ねるうちに、いつの間にやら話が分散して益々複雑化してくる始末。
 ついには、主役の籠池氏を国会に招致して「証人喚問」し、その一部始終を生中継するという、まさに「森友劇場」の見せどころ満載で、クライマックスに至りました。
 結果として、話は益々こんがらがり、一向に落とし所が見つからず――
 緞帳は開いたまま、「暗転」もままならず、現在も魑魅魍魎(ちみもうりょう)の伏魔殿のままです。
 とは言うものの・・ね〜。
 そもそも、一般の市井の人(籠池氏ね)を、寄って集(たか)って晒し者にする構図って・・見ていて気持ちの良いものではありませんよね。
 勿論、偏った教育理念は是正すべきだし、不当な取引は糾弾すべきですが・・
 毎日、毎日、集中スポットのように同じような映像を流し続けるマスコミの姿勢って・・平和ボケ?
 それとも、このような体質こそが、今の子供たちの「いじめ」にも繋がっているのでは・・などと、ふと想ってしまう
今日この頃です。

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 そんなこんなで・・ふ〜。
 勿論、西の劇場あれば、の劇場もあります。
 一方の<小池劇場>といえば――
 昨年の夏、圧倒的な支持を得て登場した小池百合子東京都知事ですが、その後の<豊洲移転問題>のほうは、一向に先に進まず、何やかやで停滞中です。
 従って、恒例の<小池劇場>は、一時の盛り上がりは収まりましたが・・
 つい先日も、<百条委員会>を開いて、石原慎太郎元都知事等を追求。生中継するなどして、あれやこれやと引き続き「上映中」です。


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 さて、今回は、『総理の夫』(原田マハ著・実業の日本社)というタイトルの、ちょっと分厚いけれど、まるでコミック漫画のようにスイスイ読めちゃう、爽快感満点の小説です。
 しかもホラ、現在進行形の案件と逆バージョンの、どことな〜タイムリーで、重なるタイトルでもあるでしょ?
 ページを捲るごとに、パノラマのように軽快なストーリー展開と、著者自身が創り上げた独自の世界の中に、ぐんぐん引き込まれて行くという、まさにエンターテイメント100パーセントの作品なのです。
 因みに、著者の<原田マハ>って、あの軽妙なタッチで数々のエッセイ集を出している<原田宗典>氏の妹さんだったんですね。今回初めて知りました。
 そうして、その<原田宗典>氏といえば、何年か前、覚醒剤で逮捕されたというニュースをテレビを通じて知り、彼の大ファンだった一人としては、にわかに信じ難く、大いに驚いたものでした。

 一方、こちらは原田マハ著の『総理の夫』のほうね。

「待ったなし」の日本に史上初女性&最年少総理誕生 
 20××年、相馬凛子(りんこ)は42歳の若さで第111代総理大臣に選出された。鳥類学者の夫・日和(ひより)は、「ファースト・ジェントルマン」として妻を支えることを決意。妻の奮闘の日々を、後世に遺すべく日記に綴る。税制、原発、社会福祉。混迷の状況下、相馬内閣は高く支持されるが、陰謀を企てるものが現れ・・。凛子の理想は実現するのか?感動の政界エンタメ!(裏表紙・解説より)


 ね?なんとな〜く面白そうでしょ?
 しかも、政界がテーマとは言っても、難解でも重厚でもなく、あくまでも娯楽小説として読むにふさわしい、「総理の夫」」たる相馬日和クン目線で綴った、日記形式の作品です。

 ストーリーは、42歳の若さで史上初の女性総理大臣になった相馬凛子(りんこ)と、その夫、大財閥の御曹司で、イケメンの鳥類学者、38歳の相馬日和(ひより)との夫婦愛と、その葛藤を描いたお話で――
 結婚し、それぞれが夢を追いかけ、運命共同体として、お互いの成功と幸せのために奔走するうちに、総理大臣になり、 は鳥類学者のまま「ファースト・ジェントルマン」になっちゃったという、運命共同体の皮肉。
 おかげで、妻凛子が総理になった途端、夫婦の生活は一変し、自宅にはSPが常駐。日和クン自身も、ちょっとした外出でさえもGPSで居場所を追跡され、言動にまで気を遣う日々になります。
 容姿端麗で、若くて聡明で、決断力のある凛子総理の支持率80%という好スタートを切りますが・・
 実はその裏では、最も信頼していた側近の裏切りにより、まんまとある画策に嵌まりそうになり・・という、政界のドロドロ感も描いています。
 資産家で、やり手の母親に対して、少々マザコンっぽい日和(ひより)クンですが、常に凛子に寄り添い、凛子を支える優しさは、とにかく好感度抜群なのです。(イケメンだしね)。

 愉しい作品に出会った時は、「もし映画化か、ドラマ化されたら・・」と、頭の中でキャスティングを想い浮かべながら読むのも一興。今回もそうでした。(頭の活性化にも・・ね)

 ところで、タイトルの『総理の夫』については、先ほど「逆バージョン・・」と書きましたが、読み終わって巻末を見ると――
 な、なんと、今まさに「時の人」でもある「安倍昭恵」さんが、「解説文」を書いるので、更にビックリしました。

 凛子のようにしなやかでピュアな女性政治家が、世界を変えることができるのかもしれません。彼女のような人が本当に出てきたら、辣腕をふるっている政治家たちの世界がガラっと変わる瞬間があるような気がします。
 女性たちの活躍によって、世界の色彩は変わるのです。(安倍昭恵・内閣総理大臣夫人) (解説より抜粋)


 ね、ご多忙な方の様で・・
 ファーストレディとしても、一人の女性としても――
 まさに「女性が活躍する社会」を目指して、各方面で活躍されているんですね。


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 また、今回印象に残っている映像のほうは――
 女性ならば、一度は憧れる「社交界」を描いた 『エイジ・オブ・イノセンス 汚れなき情事』(1993年・米)でしょうか。
 物語は、19世紀後半のアメリカの上流社会。ニューヨークの社交界を舞台に、貴族階級からはみ出た伯爵夫人(エレン)と、彼女の幼なじみの弁護士(ニューランド)との、道ならぬ恋を描いたものです。
 ある日、オペラ観賞に訪れたニューランドは、幼なじみのエレンに再会しますが・・ニューランドには、若くて美しい婚約者(メイ)がおり、エレンには、離婚は認めない横暴ながいました。
 そんな中で、ニューランドは、知的で奔放なエレンに惹かれて行きますが・・心ではエレンを求めながらも、メイへの背信に苦悩し、葛藤すると言う・・
 プラトニックの愛・・つまり、自らの精神的な規律(呪縛)から解き放たれず苦悩する、「心の官能映画」のようなもの。愛し合っているのに結ばれない、「純愛映画」でもあるのです。
 華やかな「社交界」の煌びやかさに目を奪われる、心ときめく映画でした。


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 そうそう、映像美と言うことでは――
 つい先日、なにげなく見たテレビの画像に、「ん?」と見入ってしまったのが、『陽炎座(かげろうざ)』(1981年・日本・鈴木清順監督)という映画でした。
 全編ちゃんと観た訳ではないのですが――
 鈴木清順監督と言えば、以前、当ブログでも『ツィゴイネルワイゼン』(1980年・日本)という作品を取り上げたことがありました。
 狂気にとり憑かれた二組の男女(原田芳雄・大谷直子&藤田敏八・大楠道代)の、夢と現実が交錯する幻想譚を、絵画のような極彩色豊かな映像美に描いた作品でしたが――
 翌年創ったこの『陽炎座(かげろうざ)』も、ある劇作家(松田優作)が、謎めいた女たちに翻弄され、生と死の境を彷徨うという、幻想的で艶やかな、絵画を意識した、アーティスティックな映像でした。
 

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 さて、明後日からは4月
 物事が新たに始まる、パワフルな月。“希望”に満ちた季節です。
 
 なのに・・なのにですよ。
 我が家のパソコンは、このところ“希望”どころか、”カオス”の世界へ引きずり込み、日々ストレスと忍耐を強いるのです。
 なにしろ、立ち上げてもすぐ固まってしまい、次のステップに行くまで2〜3分かかるのです。
 要するに、「ま〜〜〜〜、早い話が〜〜〜〜〜〜〜〜〜」って感じでね。
 しかも・・ですよ。こちらがじっと耐えて、耐えて、耐え続けて(我慢比べのように)いるうちに、画面が(時差に寄って)精神分裂症仕用に大変身して、二進(にっち)も三進(さっち)もいかなくなっちまうのです。
 で、「ついに寿命かな〜」と諦めつつも、再起動するうちに、突然ハッと目覚めて、「え?何かありました?」てな感じで、ケロッとした顔で(画面がね)正気に戻るのです。
 ね?奇々怪々の変。嫌がらせでしょ?
 日によっては、ルンルン気分でパーフェクトな優等生になるのに、一晩寝ると、テコでも動かない劣等生。要するに、気分屋で難しい子なのです。
 そんなこんなで――
 試行錯誤しつつも、未だ原因究明に至らず(故障じゃないのよね)、こちらとしても、壊れたなら壊れたで踏ん切りがつくものを、どっちつかずのモヤモヤ感が募る一方。運を天に任すしかないのです。(チッ!)




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 で、の続きです。
      百花繚乱      
 桜前線真っ只中です。
 そうして、このワタクシメ自身は、季節にも、月日にも関係なく、年中同じ風景の中で<ひねもすのたり、のたりかな・・>と、変るスベもござりませぬ。

   春うらら、うらら、うららと蝶が舞い♪
   散りゆく夢は ハラハラと――


 つまり、今年も、こんな気分です。
         (ふ〜、どうやら無事更新出来ました)



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内 容 ニックネーム/日時
「学園」にまつわる土地取引については、マスコミが報道しない(報道できない)隠れた主役が存在するのだ、という憶測が一部で流れています。しかし、その闇の部分については恐らく、解明されることはなさそうです。

東京は桜が満開のようですね。こちは、次の週末しらいが見頃になるかも知れません。
ダダさん
2017/04/03 11:19
ダダさん、こんにちは。
森友問題、そちらでは、関東以上に過熱しているのでしょうね。
どうやら、まだまだ明るみに出ていない「闇」の部分がありそうですから―。
それにしても、枝葉末節の報道が多すぎて、鬱陶しい事件です。

東京は例年になく寒いので、桜の見頃も当分続きそうです。
夢子
2017/04/03 12:51

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