徒然の記<ニッチもサッチも妖怪変化>

    山吹に 蝶吹き飛ばす嵐かな  (正岡子規)  春暖。花冷え。若葉萌える候。  レースのカーテン越しに、光と影が織りなす濃淡の光芒が、幽(かす)かに揺らぐ昼下がり・・。  ボケ~っとしていると、時々、ふと‟季節” が何処へ向かっているのか、迷うことがあります。  当面の行き先は、春なのか、夏なのか・・それとも秋なの…
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徒然の記<ロシアンルーレットじゃあるまいし>

      春風の とり乱したる弥生かな(正岡子規)  春爛漫!  東京は、桜の開花宣言も出て、ポカポカ陽気が続いています。  が・・冒頭からナンなのではありますが――  世の中の空気は、決して春どころではござんせん。 <人間万事塞翁が馬>とは申しますが、一寸先は闇。思いもよらぬ出来事が起こるものございます。  そうし…
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徒然の記<そして物語は続き・・>

     梅の花 不肖なれども 梅の花 (漱石)  お久しぶりです。  あれやこれやと遠回りしているうちに、いつの間にか<令和>も2年・・。  相変わらず、月日の経つのは早いものでござります。  それにしても・・ね~。(ふ~~)  このところ暫(しばら)く<自然災害>も無くて、平穏な年明けだと思っていたら、な、なんと、…
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迎春☆2020年

       あけましておめでとうございます。         新しい年が 皆様にとりまして         幸多き年になりますように。                  今年もよろしくお願いいたします。                 令和二年元旦           冬の日    …
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痩せても枯れても竜宮記 最終章

        カーテンコールはラプソディー 後編   病院でお世話になったリハビリスタッフは、勿論イケメン男子ばかりではござんせん。  運動や身体機能を身に付ける理学療法士(PT)が多い男子に対して、日常生活の応用力を身に付ける作業療法士(OT)のほうは、ほとんどが女子だったからです。  しかも、イケメン男子に対して…
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痩せても枯れても竜宮記 第八章

   カーテンコールはラプソディー  前編  食堂での私の席は、<厨房>と<ナースステーション>からは、最も遠い位置にありました。  窓越しに見えるのは、工事中の<国立代々木競技場>の流線型の屋根と、道路を往来する学生風の若者の姿。眼下には山手線が、始終行き来してしています。  晴れた日には、目にも眩し…
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痩せても枯れても竜宮記 第七章

         ブラックコーヒーはいかが?  ところで、病院では毎月、月初めになると、エレベーターの横にある「取調室」のような小さな部屋で、<カンファレンス>という会議が開かれます。  患者と家族同伴で(私の場合は娘でしたが)、ソーシャルワーカーと、担当のPT(理学療法士)、OT(作業療法士)、担当医師、担当看護師が一…
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痩せても枯れても竜宮記 第六章

         乙姫様はイケメン王子 後編  このようにして、<廃屋>(はいおく)から<竜宮城>にでもタイムスリップしたかのような転院でしたが、左膝に固定した装具が外れたのは、それからほぼ2週間後のことでした。  いよいよ装具が外れ、本格的な<リハビリ>に入る段階になると、今度は(皮肉なことに)骨折した「患部」の痛…
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痩せても枯れても竜宮記 第五章

 さて、色々描いてきましたが、ワタクシ的には、まだまだ<序章>。<本編>はこれからです。  現実世界からタイムスリップして、めくるめく三カ月を過ごした治外法権?の下での<竜宮城>を、「玉手箱」の蓋を開ける前に、そっと映し出してみようと思います。                                      …
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痩せても枯れても竜宮記 第四章

 前回までは、救急病院での体験談などを第一弾として描きました。  なので、今回からは、その後の三カ月間を、ひたすらハードな?リハビリ中心の生活に費やした、都心の<リハビリ専門病院>での体験談などを、第二弾として描いてみようと思います。  同じ「病院」という名がついても、そこには雲泥の差が・・というより、ぶっちゃけ「月とスッポン」…
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痩せても枯れても竜宮記 第三章

          恋のフーガとサイコ野郎(後編)  “慣れ”というのは恐ろしいもので、病院での滞在期間が1か月にもなろうとする頃には、あんなにも汚い、地獄だ、墓場だ、と言っていた不満は、正直、もうどうでもよくなりました。  汚い病室も、悪臭も、不味い食事も、倉庫化しているトイ…
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痩せても枯れても竜宮記 第二章

        恋のフーガとサイコ野郎(前編)  前回は、膝を骨折し、搬送された先(救急病院)の荒廃感漂う様子を描きましたが――  事実、患者数の割には、不足している<車椅子>もさることながら、どこからともなく聞こえてくる寝たきり患者の、意味のない叫び声以外は、院内は、ひっそりと静まり返っていました。  まるで墓場の…
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痩せても枯れても竜宮記 第一章

  それは、まさに青天の霹靂・・突然の出来事でした。  4月14日(日曜日)の昼下がり、いつものようにシャワーを浴びて、いつものように洗濯機を回しながら、いつものようにヨタヨタと、所在なさげに(鼻歌まじりに)室内を歩き回っている時でした。  右足が何かに躓(つまづ)いたと思ったら、麻痺している左足と左側面を強(したた)かに床に…
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徒然の記〈犬も歩けば宙を舞う!〉

    塵かと吹けば 生きてゐて飛ぶ (山頭火)  突然見舞われた4カ月のブランク(空白)――。  季節は春から夏へ。そして、あれよ、あれよと言っているうちに、そろそろ秋の風が・・  いえ、季節どころではござんせん。時代まで<平成>から<令和>へと改元して、新モードの日本がスタートしていました。  それもこれも、元はと…
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徒然の記<神々の春>

     花に酔ふ 事を許さぬ物思ひ (漱石)  春爛漫!今年も桜前線が、早々にやってまいりました。  東京では、3月27日に全国のトップを切ってソメイヨシノが満開になったそうで、宴もたけなわ花見も見ごろ。ヤンヤ・ヤンヤとドンチャン騒ぎです。(ムードだけはネ)  近くで見る桜の花は、ほんわかと、まるでカスミソウのように白っ…
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美しい星☆〈フーガのごとく〉

       うつつなき つまみごころの胡蝶かな (蕪村)  早春の候。年が明けたと思ったら、2月も終わり―。  一年で最も寒い季節も過ぎて、ほんわかと春の兆しが見られるようになりました。  洗濯物の出し入れなど、窓を開けた際に感じる陽射しの柔らかさとか、微かに鼻を掠める風の匂いとかね。  冬から春へ。こうして三寒四温を繰…
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迎春☆2019年

            明けましておめでとうございます。       旧年中は ありがとうございました。         新しい年が さらに実り多き年になりますように。             交感                自然は荘厳な寺院のようだ        …
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徒然の記〈フィナーレ ☆ そして開幕へ〉

       こしかたゆくすえ 雪あかりする(山頭火)  師走の候。  ついこの間まで「暑い、暑い」と言っていたのに・・気がつけば、クリスマスも終わり、いよいよ冬本番モード。2018年も、どん詰まりです。  日本列島、年末寒波の到来とかで、東京も、さすがに厳しい冷え込みになっているようです。  毎度、毎度の実感ですが―― …
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悪魔?聖母?〈まぐだら屋のマリア〉

  団栗(どんぐり)の 共に掃かるる落ち葉かな (子規)  季節は晩秋から冬モードへ。  北海道では、132年ぶりの遅い初雪が(11月18日に)稚内で降ったそうですが――  東京は、秋の名残りのやわらかい陽射しと、肌を刺す冷たい初冬の風が交互に訪れる、季節の変わり目ゾーンです。  噂では、今年の東京は、39年ぶりに「木枯…
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